参加募集定員を超えましたので、申し訳ございませんが申し込みを締め切りました。
今年は、コロナ禍で、自粛生活を強いられながら、 オコタック活動を進めてきています。
さて、1年ぶりに、 対面およびZOOMオンラインでセミナーをヒューライツ大阪と、 関西大学外国語教育学会と共催で下記のように開催します。
近年、外国生まれ、あるいは日本生まれの外国籍の子や、 一方の親が外国籍であるなど「多文化の子 ども」が全国各地で増えています。そうしたなか、 とりわけ義務教育の枠外に置かれている外国籍の子 どもたちの不就学問題は長年にわたる課題となっています。 文科省は2019年、外国人の子どもの就学実 態に関する初めての全国的な調査を実施しました。調査の結果、 小中学生にあたる外国籍の子ども約12 万4千人のうち、 約2万人が就学していない可能性があることが判明し、 国および自治体の教育行政がに わかに動き出しました。 そうしたなか、外国人が集住する岐阜県可児市において、 2000年代初頭以来、「不就学ゼロ」を目指 す取り組みが実践されてきました。そこでは、 地域の人たちの粘り強い努力が推進力となってきました。 セミナーでは、 その中心的役割を担った小島祥美さんを講師に招いて、 可児市の実践を例に、外国ルー ツのすべての子どもの教育権の保障について考えたいと思います。 外国にルーツをもつ子どもの教育支 援に関わっている方、 および関心のある方の参加をお待ちしています。
講師:小島 祥美(こじま よしみ)さん
東京外国語大学 世界言語社会教育センター/多言語多文化共生センター准教授
<プロフィール> 小学校教員、NGO職員を経て、 一地方自治体の全外国籍の子どもの就学実態を日本で初めて明らか にした 研究成果により、 岐阜県可児市教育委員会の初代外国人児童生徒コーディネーターに 抜擢。愛知淑徳大学 を経て、2020年9月から現職。
日時:2020年12月19日(土)14:00~16:00
( 対面
会場:関西大学梅田キャンパス 4F Me RISE(ミライズ)ラボ(大阪市北区鶴野町1番5号) アクセスhttp://www.kansai-u.ac.jp/ umeda/access/ (阪急梅田駅 茶屋町側下車。ビルの1Fにスターバックスコーヒー)
参加費:無料 形式:対面およびZOOMオンライン
要事前申込み:対面参加-先着30名 オンライン参加-先着70名
申込先・方法:次の3通りのうちひとつを選んでいただき、 必要事項を 入力してお申込みください。
①ヒューライツ大阪のウェブサイトの「これからのイベント・ セミナー」 に 掲載のフォームから
② グーグルフォームから https://forms.gle/ MCLFz6982HiDGhFU7
③メールにて webmail@hurights.or.jp (オンラインか対面かを明記のうえ、お名前・ふりがな、 ご所属を記載ください)
主催:
ヒューライツ大阪(一般財団法人アジア・ 太平洋人権情報センター)ttps://www. hurights.or.jp/
NPO法人おおさかこども多文化センター http://okotac.org/
関西大学外国語教育学会 http://kufler-s.jp/
*コロナ禍での対面セミナーの実施ですので、 定員に限りがあります。
参加希望者はお早めに申し込んでください。
12.19セミナー「外国ルーツの子どもの教育保障」チラシ