はじめに
おおさかこども多文化センターは、外国にルーツをもつ子どもを対象に、
日本語・母語教育を含めた包括的な教育支援をおこなうために設立されたNPO法人です。
2011年2月に発足しました。
私たちは、異なる言語・文化を持つ人々が、自尊感情を損なうことなく
お互いを尊重し、ともに暮らしてゆける 多文化な共生型社会の形成をめざしています。
団体基本情報
団体名称 | おおさかこども多文化センター |
フリガナ | オオサカコドモタブンカセンター |
団体略称 | オコタック |
英語・ローマ字表記 | Osaka Kodomo Multicultural Center |
組織種類 | NPO法人 |
団体HPアドレス
団体 Facebook |
http://okotac.org/
https://www.facebook.com/okotac |
団体リーフレット | 2024年度最新版 |
代表者名 | 濱名 猛志 |
団体活動の目的 | 外国にルーツを持つ子どもの包括的教育支援 |
活動エリア | 関西 |
拠点地域 お問い合わせ |
大阪府 |
活動テーマ
人々・福祉 | 青少年 | 外国人 | マイノリティ |
地域・社会 | 育児・育成・教育 | 地域・まちづくり |
その他 | 親睦・交流 |
理念・ビジョン
キャッチフレーズ | 8の『つ』 つなぐ・つながる・つたえる・つちかう・つどう・つむぐ・つくる・つよめる |
理念・ビジョン | わたしたち「おおさかこども多文化センター」は、外国にルーツを持つ子どもたちを対象に、日本語や母語教育をはじめとした支援活動を行っています。★『異なる言語や文化を持つ人々が、生き生きと暮らしてゆける社会をつくること』★この目標に向けて、少しずつでも歩みを進めてゆきたいと思っています。一.つなぐ(繋ぐ):当NPOが繋がった「人」や関係団体・機関同士を、そして、「人」と情報を“繋ぎ”、よりよいネットワークの構築を目指します。二.つながる(繋がる):外国にルーツをもつ子どもたちに関わる人たちや行政、NPO、大学等の研究機関と情報を交換、共有して“繋がり”、まずは、お互いの顔が見える関係づくりに努めます。三.つたえる(伝える):当NPOの持つさまざまな情報やネットワークを活用し、その情報を必要とするところに効果的に“伝える”よう努めます。四.つちかう(培う):NPOに関わる人たちのそれぞれの特技・能力を伸ばし、新たな分野に知識を広げていただけるよう、研修を企画実行するなどし、支援に関わる「人材」を、そして、その関係性を“培う”ことを目標にします。五.つどう(集う):NPOの会員をはじめとし、異なる言語や文化を持つ人々等、様々な分野の人が“集う”居場所作りを目指します。教材や参考文献、資料などを閲覧できたり、気楽に話をしたりするリソースセンター的機能の充実を目指します♪六.つむぐ(紡ぐ):“集う”ことで既存の価値観を見直し、新たな視点から、新しい支援のヒントを“紡ぎ”出すことができれば と考えています。 教育・福祉・地域等の新たな『絆』を“紡ぐ”ことも大きな目標です。七.つよめる(強める):「人」・「支援」・「ネットワーク」を多方向から“強める”、エンパワーメントにも力を注ぎます。八.つくる(創る): 国・言葉・文化の違いを認め合い、個々が幸せに生き生きと暮らせる社会、社会的包摂が当たり前の共生型社会を“創る”ため、尽力します。 |
沿革・歴史
設立背景 | おおさかこども多文化センターは、外国にルーツをもつ子どもを対象に、日本語・母語教育を含めた包括的な教育支援を行うため設立されたNPO法人です。設立背景として、支援対象である「外国にルーツをもつ子どもたち」の存在がありました。その子どもたちは、二つ(以上)の言語や文化の中で生きていく中で、アイデンティーの揺らぎや、日本語の不自由さ、家族間のコミュニケーションの問題、学習面での困り感など、様々な困難を抱えています。データ的に見ると、設立前の2009年末、大阪府内の外国人登録者数は155カ国、209,935人を数え、府全体人口の約2.3%を占めます。その内、府内の小、中、高校に在籍する外国籍児童生徒は、1万人を超えていました。そして、「日本語指導が必要な児童生徒」は約2300人、ただし、「必要」の基準があるわけでも、測定する方法が確立されているわけでもないため、潜在的にはこの数倍とも言われています。そして、府内すべての市町村に外国籍の人々、日本国籍ではあるが外国にルーツのある人々が、多く生活しており、日々の日常生活の中に、外国人のいる風景は特別なものではありません。そんな方々とどう付き合っていけばいいのか、どのように多様性を認め、共生して行くのかは、日本社会にとっても大きな問題です。これらを受ける形で、今までそれぞれの立場で外国にルーツをもつ子どもの教育支援活動や研究をしていた高校、中学、小学校教員、行政関係者、通訳、日本語教育関係者、大学の研究者 また、在住外国人のさまざまな生活支援をしていた地域のボランティアが、子どもやその家族への包括的教育支援をめざしてNPO組織を立ち上げました。外国にルーツをもつ子どもを対象にした関西唯一の教育支援リソースセンターとして、多文化共生社会の実現に寄与することを目的にしています。 |
設立年月日 | 2011年02月18日 |
沿革・歴史 | 2010年10月15日 NPO法人の資格申請を提出 2011年2月18日 NPO法人格を取得。NPO法人「おおさかこども多文化センター」設立。 2011年4月1日 PiaNPOビル(大阪市港区)にて事務所開設。 2012年1月29日 大阪市西区の現住所に事務所を移転、現在に至る。 |
主な受託事業 | 大阪府教育委員会より大阪府日本語教育支援センター(ピアにほんご)(2011年度~2021年度)
池田市教育委員会より池田市在日外国人日本語指導支援事業(2019年度~) |
主な受賞歴や助成金採択 | 受賞歴:
大阪商工信金社会福祉賞(2013年度) 採択された助成金: 大阪商工信金社会福祉賞、子どもゆめ基金、阪急阪神未来のゆめ・まちプロジェクト、大阪コミュニティー財団、キリン福祉財団、大阪府人権協会、大阪府福祉基金地域福祉振興助成金、大阪市社会福祉協議会市民活動基金、日本万国博覧会記念基金、MS&AD、文化庁、伊藤忠記念財団等、 |
公開書類
貸借対照表 | 2023年度貸借対照表 |
収支報告書 | 2023年度活動計算書 |
事業報告書 | 2023年度事業報告書 |
事業計画書 | 2024年度事業計画書 |