近年、仕事や留学で日本に暮らすネパール人が増えており、2020年6月末現在で約95,000人に達し、出身国別で6番目に多い在住外国人となっています。そのなかには、インド・ネパール料理店で働く料理人とその家族が多く含まれています。同伴家族の在留資格である「家族滞在」は3万人を超えており、そのうち学齢期の子どもたちもいます。
 そうしたなか、ネパールからの子どもたちの教育をめぐる課題について、さまざまな教育現場からこれまで以上に聞かれるようになってきました。とりわけ、進学・就職という進路選択のステージある高校生(全日・定時制)は、在留資格の変更という在留継続の可否に直結する課題にも直面します。
 セミナーでは、在日ネパール人を取り巻く状況に造詣の深い上智大学教員の田中雅子さんと、大阪の学校でネパール人の高校生の母語支援などに携わっているススマ・アディカリさんを講師に迎え、教育および進路をめぐる課題について報告を受け、よりよい教育支援のあり方を共に考えたいと思います。
日時:2021年7月24日(土)10:00~12:00
※ZOOMを使ったオンラインセミナー
定員:80名(要事前申込み)締切:7月20日(火)

講師:
田中雅子さん(上智大学総合グローバル学部教員、社会福祉士、滞日ネパール人のための情報提供ネットワークコーディネーター)
「在日ネパール人の子ども・若者を取り巻く現状:なぜ高卒資格が重要なのか」

ススマ  カドカ  アディカリさん(大阪府立高校ネパール語特別非常勤講師)
「学校での教育支援からみえる課題」

申込み:次のうちいずれかの方法でお申込みください。

1)申込フォームに入力(https://forms.gle/zuyC93rPGyoUbFc27 )
もしくはQR コードを読み取って申込んでください。

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2)Eメール(webmail[@]hurights.or.jp  ※メール送信時には[@]のカッコ[ ]をはずし@に変更してください)
セミナーのタイトル/お名前/メールアドレス/お住まいの都道府県or 国を必ずご記入ください。また、所属、および参加の動機や主催者への伝言があればご記入ください。
問合せ:ヒューライツ大阪 電話 06-6543-7003 、Eメール webmail[@]hurights.or.jp
 ※メール送信時には[@]のカッコ[ ]をはずし@に変更してください。
主催:一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪) https://www.hurights.or.jp 
NPO法人おおさかこども多文化センター http://okotac.org/