「外国ルーツの人たちの気持ちを体感しよう」のワークショップを下記のように開催します。
 

日本社会はすでに多様な民族で構成されています。その中には、日本に移住してきたばかりの人もいれば、生まれ育ちも日本だという人もいて、日本やルーツとなる国・地域の言語や文化に対する親しみ方も様々です。
しかし日本社会のなかの国際性、「日本人」のなかの多様性について、十分に社会の認識が深まっているとは言えないなかで、外国ルーツの人たちが困難を抱えることがすくなくありません。
本ワークショップでは、言語や文化の違いがあるということ、そしてその中で少数者（マイノリティ）になるということは、どんな気持ちを経験するということなのか、参加者にカードゲームを使って疑似体験をしていただきます。
さらに、講師の内山唯日さんより、外国にルーツを持つ当事者として経験したアイデンティティの葛藤を実例を踏まえてお話しをいただき、多数派（マジョリティ）が少数者に対して抱く無意識の思い込み（アンコンシャスバイアス）や、そこからもたらされる悪意のない抑圧（マイクロアグレッション）についてロールプレイを通して学び、対応力を高めることを目指します。

日時：2023年7月29日(土) 午後1時30分～4時30分（受付：午後1時15分から）
会場：ドーンセンター　5階　大会議室 ２ (大阪市中央区大手前1-3-49)
(最寄り駅：大阪メトロ・京阪「天満橋」・JR東西線「大阪城北詰」)
アクセス地図　https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php
講師：内山　唯日さん　（Bridge Project代表）
定員：６０名 (先着順)
参加費：５００円　主催団体会員３００円
※当日、会場でお支払いください
申込：下記の申込専用フォーム（グーグルフォーム）よりお申込み

https://forms.gle/7ZvCkZqT5cJ5Q764A

（内山 唯日さんのプロフィール）

Bridge Project代表、多様性教育ファシリテーター。 体験を通したハッとする学びで、多様性を認め合うために必要な知識・能力・姿勢を育成するワークショップを実施。 22歳までイタリア、大学院は中国、2018年に日本移住。専門は人類学。日本語教師の資格も持っています。

共催：NPO法人おおさかこども多文化センター

　　一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター（ヒューライツ大阪）

協力：大阪府立学校在日外国人教育研究会